要らないモノを手放して、処分の大変さを知り、不要なものは買わないように心掛けていますが、それでも時々心がぐらんぐらん揺れるときがあります。
私の心を揺さぶるものの一つ、「限定品」。
なぜ心が揺れるのか、やり過ごす方法など考えてみました。
優越感が得られる?
期間限定販売というのは、当たり前ですが販売期間が終わったら、後から購入することができません。
その期間にしか買えない特別な物
↓
特別なものを持ってる私
↓
優越感
につながるのかな~と考えました。
ただ、後々気づいたのですが、限定品って、品質が特別良いという訳ではなく、通常品を色なり形なり素材なり少しマイナーチェンジしただけの物が大半。
そんなに「特別な品」ってわけでもないな~と気づいてしまいました。
人と違うものが持ちたい?
画像右側のパスケース、文庫革(白なめし革に彩色を施して漆を塗った物)の製品です。
文庫屋大関さんというメーカーのあるショップ限定の彩色でした。
通常商品よりも控えめな色合いに惹かれたのですが、今思えば「そのショップ限定商品」だったのも購入の大きな動機だった気がします(;^_^A
限定品=「人と違うものが持てる」って思ってた節があります。
ただ、この「違い」、ほぼ、購入した本人か販売したショップの店員、もしくはその物に関してのマニアじゃなきゃ、気づかなくない?と。
「通常品との違いがそもそも普通の人にはわからんのよ」って話でした。
そんな微妙な「違い」に何の価値が?と我に返りました。
「期間限定」を「今がチャンス」と勘違い
「期間限定」と言われると、普通の購入機会がたちまち「今がチャンス!!」にすり替わってしまいます。
タイムセールなんかもこの手法ですね。
「今買わないと損!!」と思ってしまう。
こんな時は「ずっと売ってるとして今買うの?」と自分に問いかけるようにしています。
まとめ
以上、私が限定品に心を揺さぶられる理由の考察とその揺れへの対処法でした。
最近は、「周りの人と同じでも違っても、どっちでもいいから自分の好きなものを持ちたい」という気持ちになったので、以前よりは「限定品」に揺れなくなりました。
「今だけポイント20倍」とかにはいまだにぐらんぐらん揺れますが、少しずつ、穏やかな気持ちでお買い物できるようになっていこうと思っています。