
パライバトルマリンのリング。唯一手元に残している色石コレクションの名残です。
20代後半くらいまで、私は日々の暮らしであまり出番のない物にたくさんのお金をかけて、逆に日々使うものにかけるお金をおろそかにしていました。
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あまり身につけない物にお金を使っていた
腕時計をたくさん持っていました
昔は腕時計とアクセサリー(指輪・ネックレス・バングルなどなど)が本当に大好きでした。
過去にも何度かブログ記事で書きましたが、腕時計に関しては雑誌やネットでチェックしたり、買い物に行けば必ず時計店をチェックしていました。
アクセサリーに至っては、ほぼ、鑑賞用。
また、一時期カラーストーンにハマってしまって、ちょっとしたコレクター状態に(このころ買い集めたアクセサリーは一つを残して地金の相場がいい時に売却)。
当時、雑誌ノンノで連載されていた宝石物語を読んで、「宝石素敵だな~」となってしまって(汗)。
もちろん、こちらの本に掲載されているような、マダムが着けるような大ぶりな宝石を買ったことはなく、半貴石が主でした。
冒頭画像は最後の一つ、この当時購入したもので唯一手元に残っている色石、パライバトルマリンのリングです。
プチジュエリーとて、一つ一つは数万円でも、ちりも積もればなわけで。
しかも、購入理由は「身につけたい」ではなく、「まだ持ってない石だから」とか「かわいいから鑑賞用」などなど、コレクター魂というか、全然実用面に寄与しない理由ばかりでした。
お金がないという人はお金の使い方の配分がおかしいらしい。
どこかのネット記事で読んだのですが「お金がないと言っている人はお金の使い方の配分が明らかにおかしい」らしいです。
この記事を読んだとき、ものすごく納得してしまいました。
ああ、過去の私、配分おかしかったんだ!!だからお金を使っても使っても満足できなかったんだ!!と。
「不必要だけど欲しい物」にばかりお金を使っていた
普段身につけない物にふんだんにお金を使うと、当然普段使うものにお金は回らず、買うのを我慢したり、変に安いものを買って不満に思いながら使ったり、という状態になっていました。
使わない物にお金を回して日用品で我慢することを「私、欲しいものを買って、普段は節約してる、エライ!」とか思ってました(←もうほんと正気じゃなかった)
日々の自分の暮らしを軽んじて、コレクション品を増やすことに没頭していました。
毎日使うものにお金をかければ毎日幸せになれる
結婚前くらいから、急速にコレクション熱が冷め、洋服やアクセサリーを整理するようになり、毎日使う、普段使いの物にお金をかけるようになりました。
必要な物にこそ、きちんとお金をかける。
そこから格段に日々の幸せ度は上がりました。
もちろん、「お金をかける」と言っても法外な高級品を買う、ということではなく。
たとえば、インナー。
以前はユニクロのヒートテックを着ていましたが、肌が弱くて湿疹が出てしまい、以前ならケチって我慢して着ていたところですが、綿の割合の多い無印のインナーに変えました。
お値段はヒートテックの2倍、と言っても、指輪やネックレスを一つを買うより全然安い出費です。
なのに、日々の満足度・幸せ度は格段にアップしています。
必要ないけれど欲しい物は「今持っている物が壊れた時の次点」にして購入を思いとどまることができるようになりました。
今後も「日々、頻繁に使うものにこそお金をかける」「必要な物をきちんと買う」ということを心に留めて買い物をしていきたいと思います。