本の感想。『ダメをみがく 女子の呪いを解く方法』

本の感想。『ダメをみがく 女子の呪いを解く方法』

津村記久子さんと深澤真紀さんの対談集。
ダメでも大丈夫、どうにかやっていこうよ~というスタンスの対談本です。

夫から「あなたダメウーマン」(ブルゾンちえみさん風)とよく言われる私としては読む前から共感のにおいがします。

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あとがきの津村さんの言葉

初っ端からあとがきの話ですが、この本のテーマは下記引用の通り↓

「”女子”の呪いを解く方法」と副題にはあるけれども、「女子であることは呪われてる!」と主張するものではまったくない。

ただ、女の人が、社会や、個人的な関係や、同性間の相互監視において求められる山ほどのことのうち、自分に合わない側面は、無理やり達成しなくていいのではないか、といいたいだけである。

すべての人にとって、世の中が少しでも働きやすく生きやすい場所になることを、いつも願っている。

「女の人が周りから求められるいろんなこと(女性なんだから~や女の子なんだから~で始まる色々とか)、できないことは無理に達成しなくていい」というのに救われます。

深澤さんの「とうとう数字を出してきた」に笑う

津村 「よくしようや」ってなんでみんな言うんですかね。

深澤 「人間は日々進歩して向上していくもの」だっていう「思想」が、明治維新以降欧米から入ってきたと私は思ってるんです。

特に高度経済成長期からバブル期にかけてアメリカからどんどん来たんですよ。

それで、女性誌を中心に、「輝こう」とか「毎日よくなろう」みたいなことが言われ始めて、勝間和代さんが「毎日0.二%ずつよくなろう」とか、とうとう数字を出してきた。

ここまで来たか!と思いましたね(笑)。

※太字部分は本ではそのままの書体です。

「良くしよう!」「向上しよう!」みたいな世間の雰囲気に対する二人の会話。

「とうとう数字を出してきた」のところを読んで「ブフゥ」ってめっちゃ笑いました。

そうなんだよ、こちとら、がんばって、だましだましちゃんとしてる風に見せてるっていうのに、そんな日々向上できないよ~と大共感。

やっぱり津村さんの本には共感しかない。

「人から羨望されたい」と思っちゃったらツライ

津村 いちばんいいのは、自分が快適なことだと思います。けれども、その快適さの中に、人から羨望されたいみたいなポイントがある人は苦しいと思う。

快適の根拠の焦点が他人に合ったとたん、物事がままならなくなってしまうんで。

これはその通りだと思います。

なにかを選ぶときに「褒められたい」が前面にあると、いろいろブレます(経験あり)。

人からどう見えるかは必要最小限だけおさえて、あとは自分の快適さ重視するといろいろうまく運びやすいとここ数年で気づきました。

ポンコツでないふりをすることにエネルギーを費やさない

こちらは対談の小テーマのタイトルの一つなんですが、「ああ~ポンコツでないふり、やってた~」と心当たりがありまくり。

特に若かったころは自分をなんとか良く見せたくて必死でがんばってました。

津村 ダメも年季が入ってくると、強制するよりは操る方向にシフトしますよね。

津村 ポンコツやったらもう自分はポンコツと認めて、ポンコツをどう操作していくかを工夫することにして、自分に対しても他人に対してもポンコツでないふりをすることにエネルギーを費やすのはやめたほうがいいようにおもいます。

これ、すごいわかります。

私も、自分のダメな点は、もう、直すの諦めて、ダメな点が原因のトラブルが起こらないように(せめて、トラブルが起こる可能性を限りなく低くできるように)次善策を練る方向に労力を割いています。

今回も楽しく読めました。

まだ、数冊津村さんの本を借りているので、読むのが楽しみです。

本日もお読みいただきありがとうございます。

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