本の感想『ハゲタカ』

前の会社の同僚のお勧めでドラマの「ハゲタカ」を観ています(綾野剛さん、素敵です)。

実在の事件がほぼそのまま登場するので興味深く、原作の方にも興味を持ったので、読んでみました。

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名前の替え方のセンスに痺れる

実際の事件を扱いつつも、フィクションらしく登場する企業名が偽名に差し変わっています。

個人的に、その差し替えセンスに脱帽。

「なぜかね?春紅のライバルは伊東商事じゃないか」

堀の指摘にアランは、頷いた。

「昨年、経営危機に瀕していたスーパーダイコーが、系列のコンビニ・ルースンを売却した際に、当初は春紅が全店買収するつもりだったのが、土壇場で首都圏分を全部、五菱商事に持っていかれたんです。今回は、そのリベンジに燃えているようです」

すごくないですか?

名前差し替えてるけど全部どの企業かわかるような絶妙な差し替え。

外資の方も名前差し変わっているんですが絶妙過ぎて、面白くなってきました。

知らなかった足利銀行の「三号措置」

この小説では特に下巻の方で足利銀行(小説内では足助銀行)の破綻処理について描かれているのですが、そこでクローズアップされたのが「三号措置」でした。

個人的に、足利の破綻処理はりそな(一号措置)と一緒という認識だったのですが、これが、全然違ってました↓

預金保険法一0二条が適用されれば、預金は全額保護される。

ただ、その処理方法には三種類ある。

~中略~

いずれの場合も、預金は全額保護されるのだが、処理の仕方に雲泥の差がある。

一号措置は、生きた状態で再生を目指すため、株も債券も現状のまま保護されることになる。

ところが、これが三号措置になると、該当する金融機関を一旦「破綻」させて、その受け皿として国が完全国有化する。

そうなると、それまでの株も債券も紙切れになってしまう

※文章中の太字は私によるものです。小説内では太字ではありません。

一号と三号、全然一緒じゃなかった。

足利をメインバンクにしている栃木の企業、お付き合いで株や債券を持っているところも多かったはず。

これは連鎖倒産になるわ・・・こんなことがあったんだ・・・と驚きでした。

また、メインは足利な企業へ、サブ的に融資をしている銀行の貸しはがしが描かれていて、それもまた、えげつなかったです。

シリーズでずっと続いてる

この『ハゲタカ』、シリーズでずっと続いているようなので、続きも少しずつ借りてみようと思います。

ドラマと違うところもあって、面白いです。

本日もお読みいただきありがとうございます。

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