本の感想。『億男』お金持ちになったらやりたいことってなんだろう。

今秋映画化ということで、以前から少し気になっていた『億男』を読みました。

スポンサーリンク
スポンサーリンク

ある日、急に大金が入ったら何がしたいだろう?

この本の主人公は借金(弟の作った借金)を抱えて、昼間は図書館、夜はパン工場で働いている男性です。

ある日福引で当たった宝くじが当選し、3億円が入ってきて・・・というストーリー。

3億円を得た一男(主人公)は急にこんなことに気づきます↓

お金で幸せを買うことはできないかもしれない。だが少なくとも、自由を手に入れることはできる。

好きなことをする自由。嫌なことをしなくて済む自由。

~中略~

けれど、三億円のお金を手にした今、一男は気付いた。

自分は自由を得たのだと。

一番安い牛乳ではなく、一番おいしい牛乳を買い、一番安いパンではなく一番食べたいパンを買うという自由を。

同時に愕然とした。

所詮その程度の事だったのかと。

ドストエフスキーが説いた、お金が与える自由というのは一男にとって、牛乳やパン以上でも以下でもなかったのだ。

この文章を読んで、「自分もそうかも・・・」と感じました。

大金が入ってもプライベートジェットや高級外車が欲しいとは思わないし、豪華客船で世界一周したいとも思わないし・・・と。

「大金が入ったらやりたいこと」を真剣に考えてみたら、

・定期的にプロのお掃除サービスを利用してみたい

・ちょこっと高めの外食にいってみたい

などなどで、「それ、今でもできるんじゃね?」ってことばっかりでした。

じゃあ、なんでやってないかというと・・・やらなくても生活に支障はないし、やっぱりお金が減るのを惜しんでしまうから。

何のためにお金を貯めているのか?

お金を貯める理由は様々だと思いますが、私の場合は「今と同じような生活を続けたいから」と「何かがあっても、今と同じような生活を続けられると信じられる安心感が欲しいから」の二つが大きな理由でした。

「預金+定期的にお金が入る資産(株など)を持つことによって、この安心感を買っているんだな。」と。

物語後半の一男の奥さんの「欲について」の言葉が印象的でした。

おいしいものを食べたい、どこかに行きたい、なにかが欲しい。

そう願うことで、私たちは生きていける。

「お金」についてじっくりと考えられる、楽しい小説でした。

映画もちょこっと見てみたいです。

本日もお読みいただきありがとうございます。

本日もお読みいただきありがとうございます。

押していただけると更新の励みになります。

にほんブログ村 ライフスタイルブログ シンプルライフへ

スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする