バフェット太郎さんの『バカでも稼げる「米国株」高配当投資』を読みました。
「高配当の米国株を購入し、定期的にもらえる配当金で米国株を再購入し続ける」という投資法の解説。
この方法で雪だるま式に資産を増やされたそうです。
「日本一アンチの多い米国株ブロガー」とあったので、読んで嫌な気持ちになることもあるのかな・・・と少し心配していたのですが、とても分かりやすく親切な解説で、全くそんなことはなかったです(「クソダサい」という言葉がたくさん出てきますが、これはバフェット太郎さんの決まり文句のようなものみたいです)。
内容は
・なぜ、日本株ではなく米国株が良いのかについての説明
・高配当の米国株、どのような銘柄を選ぶかについて(連続増配の株を買うこと・バフェット太郎さんのお勧め銘柄も解説付きで紹介されています)
・投資の具体的な方法について
個人的に特に参考になったのはお勧めの米国株銘柄が「景気循環別」でリストにされていたこと。
「景気循環別」とは景気のどの時期に株価が伸びる銘柄かの区分けです。
「回復」ハイテク株、金融株
「好況」資本財株、一般消費財・サービス株、素材株
「後退」エネルギー株
「不況」生活必需品株、ヘルスケア株、通信株、公共株
以上の4つに分けられていました。
バフェット太郎さんは「不況」セクターの株を多めにしたポートフォリオにしているとのこと。
今現在私はNISA枠内で高配当の日本株やREITに投資しており、米国株はS&P500連動のインデックスファンドのみ積み立てていますが、この本を読むと米国個別株にも興味が湧きます(個別株投資は「何に投資しているのか」の実感が強いところがいいなぁと。
ただ、30%の税金が気になって結局、円建てのemaxis slimの投資にとどまっています・汗)。
高配当株投資・米国株での具体的な投資法について知りたい方にお勧めの本です。