昔から、買い物で失敗ばかりしてきました。
しかも、実家は物の多い家だったので処分することもなく、収納は常にぎゅうぎゅう。
結婚して実家を出て、持ち物の少ない夫と暮らすようになって、自分の不要なものを処分するようになりました。
モノを処分するようになって、その辛さ、大変さが身に染みて、モノを増やさないようにしようと心に誓いました。
それでも、ファッション関連は時々失敗してしまいます。
失敗したそれらを処分するとき「払ったお金は勉強代」と考えるようになりました。
「勉強代」なので、失敗した点は必ず心と記憶に留めて、次に同じ失敗をしないようにしています。
Contents
過去から今までの洋服とファッション小物の持ち方の歴史
過去の黒歴史
・買い物はレジャー感覚でした。週末ごとに友達とデパートを巡回、お店でいいと思った服はすぐ買う、バーゲンでいいと思った服はすぐ買う。ネット通販でも気になったら以下略。
・時計・バッグ・アクセサリーなども欲しくて予算が合えば、深く考えることなく買う。
今考えると恐ろしいですが、身に着けないけど、かわいいから買っちゃえ、とか正気を疑う買い物の仕方をしていました。
・なんだか合わなかったり、着ない、一旦着てもやっぱり別の服に着替えるような服も全て取っておく。
結果、収納はぎゅうぎゅうのぱつぱつ、なのに、着ていく服が無い状態でした。
現在の買い方・持ち方
・試着をきちんとするようになる。
・着ていない服を処分するようになる。
・ファッション小物やバッグも使っていないものは処分、購入時はよく考えるようになる。
・買うときはリセールバリュー(使わなくなったら容易に売れるか?)も考えるように。
一応、やっと人並みに考えて試着して、服を購入できるようになりました。
ですが、試着しても考えても、失敗するときはしてしまいます。
なんだか合わなくて着なくなった服を処分するとき、どこがダメだったか、しっかり考える
30代前半くらいから、やっと服が処分できるようになりました。
『服を買うなら、捨てなさい』の著者、地曳いく子先生が「合わない服は合わない男性と一緒、合わそうと努力するだけ無駄。即処分して、合う人(服)とだけお付き合いすればよい」というようなことを仰っていて、では、私はなぜ彼(処分する服)と合わなかったのか、きちんと向き合わないと、と考えるようになりました。
自分の都合で購入したのに、ほとんど使わず処分なんて、モノにも、そのモノを手に入れるのに使った自分のお金にも失礼でした。
せめて、合わなかった理由をしっかりと考えて記憶にとどめ、同じ失敗をしないようにしようと決めました。
結果、自分なりの洋服&小物購入ルールができました
お店を見て、ちょっといいなと思ったら、過去に同様の服を買っていないか?失敗していないか考えるようになりました。
「この服いいな~!・・・いやいや、この袖、上からカーディガン羽織辛いからダメだったよね」とか、「この素材、静電気がすごいことになるから処分したよね?」などなど、記憶を基に厳しい審査ができるように!
少しですが洋服購入の際の指針のようなものができてきました。
・ニットは基本コットンのみ(てきめんに静電気の発生を防ぎますし、真夏以外のオールシーズン使えます。インナーを工夫すれば冬でも充分暖かくいられます)。
・アウターはホームクリーニングできるものを。
・試着時に少しでも違和感があったら買わない。
特に「ニットはコットンルール」は個人的にとてもいいです。
苦手な静電気の発生がてきめんに減りました。
買った洋服が合わなかった時には「合わない服の傾向の知識をお金で買った」と考え、大事な知識として蓄積し、次の洋服購入の際の参考にしています。