服、タオルなどの「全捨て」「全入れ替え」という記事をよく、お見かけします。
さっぱりと潔いな~と感じます。
全捨てや全入れ替えをするには修業が足りない
翻って「自分はどうしたいか」と考えると、私は「少しずつ替え」が合っているみたいです。
違和感を覚えたものだけ、少しずつ入れ替えていく作戦(大げさ)です。
他のブロガーさんと違って、私が全入れ替えするとなると、全てをきっちり使い切っての全入れ替えではなく、今までのこと(失敗)をなかったことにする、リセットボタンを押すようなことになってしまいそうな予感が(汗)。
ダメだったから全捨てでリセット♪はいけません。
反省しないし、新しい物の導入にまたお金も多く使ってしまうでしょう。
きちんと今持っているモノと向き合う
地曳いく子先生の『服を買うなら捨てなさい』で言われていた、服のバリエーションを増やすためになんとなく買ったイマイチな服は捨てなさい、という教え、心に響きました。
自分にピッタリとくる、自分が好きで、似合う服を探すのは本当に大変。
今のクローゼットに満足できないからといって新しい物を探す前に、しっくりこないものをきっちり間引かなければ。
「これは違和感があるぞ、着てないぞ」というものを見極めて処分。
違和感の原因や着ていない理由が分かれば次のお買い物にも活かせます。
違和感が自分で解消できる範囲ならば下記記事のような方法で直したりもします。
そして、残ったモノを大切に使います。
新しい物を買わなくても着ていける服ばかりのクローゼットになります。
「断捨離」の「断」を強化したい
やましたひでこ先生の断捨離という言葉。
断捨離は、「もったいない」という固定観念に凝り固まってしまった心を、ヨーガの行法である断行(だんぎょう)・捨行(しゃぎょう)・離行(りぎょう)を応用し、
- 断:入ってくるいらない物を断つ。
- 捨:家にずっとあるいらない物を捨てる。
- 離:物への執着から離れる。
Wikipedia 断捨離 より引用
断捨離と使われるとき、よくフォーカスされているのは、「捨」の部分かな、と感じます。
私が断捨離の本を読んで一番印象に残ったのは「断」の部分でした。
捨てた分だけまた入ってきたら意味がない訳で、捨によってすっきりしたら、その状態をキープできるかどうかは断にかかっています。
持ち物を少しずつ手放す。
違和感の出てきたモノに向き合って一つずつ、手放す理由を明らかにし、心に留める。
失敗をちゃんと反省することで、自分の好みを理解し、不用意にモノを手に入れない暮らしができると思います。
今後も「断」の強化を一番に、今持っているモノを大切に暮らしていきたいです。